FC加盟店の24時間営業問題について｜セブン-イレブン・ジャパン（本社）

大阪府のFC（フランチャイズ）加盟店とのトラブルをニュース拝見をしました。

個人的には、24時間営業はブランドの一環でありますし、当然これは加盟にあたっての条件のひとつになっているでしょうから、それが守れない場合に契約解除はまあやむをえないのではないかと考えています。

もしこういった規約に安易に例外を設けてしまうと、ブランドの維持がだんだんと難しくなってゆくことは理解できます。

ただ、わからないのは1700万円の違約金です。

セブンイレブンは加盟店の開業にあたって、資金援助などを行っているのでしょうか？

もしそうであれば違約金もやむなしと考えますが、そうでないのであればこの金額の違約金というのはちょっと無茶だろうと思います。

エリアマネージャなどに対応を丸投げしている構図もわからなくはないですが、重要な問題はしっかりと吸い上げないと大変なことになるでしょう。

今は、人手不足の世の中ですから、場所によっては24時間営業が難しいケースが出てくることもまた現実だろうと思います。

加盟店ひとつのために、セブンイレブンのブランド戦略を即座に変えろというのはさすがに無茶だろうとは思いますが、本部が結果的に加盟店オーナーを過労死に追いやるようなことになればそれは許されることではありませんので、やはり状況に応じてしっかりとサポートするべきだったのではないかと思います。

そういったサポートをすることこそ、フランチャイズ本部のお仕事なのではないでしょうか。

いろいろ難しい状況だとは思いますが、今回のことを真摯に受け止めた上で、改善をはかって頂ければと思います。

この際、大阪府のオーナーさんを本部に迎え入れてはいかがでしょうか？きっとFC加盟店の抱える現状をよく理解しているのではないかと思いますよ。

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