万代

東京都港区海岸1-14-10

意見・要望 鰹の藁焼き偽装

磯野カツオ

万代の「鰹の藁焼き」ファンの1人です。

これまで「炭火焼き」しか食べたことがありませんでしたが、万代で購入し初めて食べたとき衝撃を受けました。
まずパックを開けたときに広がる藁の香り。
その香りが食べている間もずっと口いっぱいに広がります。
そして「炭火焼き」では味わったことが無かった凝縮された旨味。
同じ鰹でも、焼き方でこれほどまでに違いが出るのかと驚きました。
私はそれ以来、「藁焼き」しか買わないようになりました。

ところが、「藁焼き」と表記されているものを買ったにもかかわらず、明らかに味が違うことがあります。
おそらく「炭火焼き」か、「ガスバーナーで炙ったもの」です。
そうして表面を焼いた後で、藁の香りだけ付けようとしたのだなと思われる程度に、パックを開けた時だけふわっと香りがします。

ですが、そうやって作られたニセ藁焼きは、口に入れたときに全然違います。
食べている間も香りは全くせず、藁焼き特有の旨味がありません。
これを、我が家では「はずれ」と呼んでおり、これまで確率的に3回に1回程度「はずれ」を引くことがありました。

そして、悲しいことにこの2ヶ月ほど「あたり」を全く引けていません。
さらに、「はずれ」の品質も下がっています。
ごまかし程度の藁の香りなどは一切せず、藁焼きに見せかけるために焦げ目が付けられた鰹の皮はウロコの処理がちゃんとされていません。
ウロコの異物感のため、皮をはがさずにはとても食べられたものではありません。

原材料の藁が手に入りにくい時期だとは思います。
ですが、「炭火焼き」より「藁焼き」として売った方が売れるから、という理由で偽装して売るのはやめていただけないでしょうか。
「藁焼き」を買ったつもりで、楽しみにしていた晩酌の時間が「はずれ」で裏切られたときの落胆感は、言葉では説明できません。

これを本部の指示でしているのか、店舗が独断でしているのか、仕入先の処理業者がしていることなのか分かりません。
もし、本部の指示ではないのだとすると、内部調査および改善をしていただきたく存じます。

いつも購入している店舗は、京都市伏見区の「万代 丹波橋店」です。

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